季刊 公務員関係最新判決と実務問答(第40号)
2025年春季号
内 容
 本誌は、内閣官房内閣人事局を中心に構成される公務員関係判例研究会の監修により、公務員労働を巡る諸問題について一問一答形式で解説し、最新の主要判例を精選して紹介する。掲載判決には批判・検討を加えて問題点を明らかにした上で論評を付す。
『判決速報』『判例研究』の後続誌。

編集協力 公務員関係判例研究会
判型・頁数 B5判・43頁
定価 3,630円(税込)
発行日 2025年3月25日
ジャンル 雑誌(季刊誌)
在庫状況
備考


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目   次
ひとこと
 コミュニケーションの大切さと合理化のリスク
  弁護士 山田 陽彦

新 公務員労働の実務問答

○誤った求人情報による職員募集、明示・黙示の指示による超過勤務
  @外務省の任期付公務員の募集にかかる求人情報の役職名に誤
  記があった場合、当該誤記のとおりに職務の級を決定しなけれ
  ばならないか、A誤った求人情報による募集を行ったことが、
  国家賠償法上違法であるか、B職員の上司らによる明示または
  黙示の指示による超過勤務があったのか争われた裁判例
  弁護士 植木 智恵子

○分限免職処分(条件付採用期間)
  条件付採用期間における職員に対する分限免職処分について、
  裁量権の行使を誤った違法な処分であるか争われた裁判例
  弁護士 石川 重弘

○退職手当の全部又は一部を不支給とすることは、非違行為(飲酒
  運転及び物損事故)の内容と比較して、社会通念上著しく妥当
  性を欠き、その裁量権の範囲を逸脱した違法な処分であるか争
  われた裁判例
  弁護士 秋山 智昭