季刊 公務員関係最新判決と実務問答(第36号)
2024年春季号
内 容
 本誌は、内閣官房内閣人事局を中心に構成される公務員関係判例研究会の監修により、公務員労働を巡る諸問題について一問一答形式で解説し、最新の主要判例を精選して紹介する。掲載判決には批判・検討を加えて問題点を明らかにした上で論評を付す。
『判決速報』『判例研究』の後続誌。

編集協力 公務員関係判例研究会
判型・頁数 B5判・87頁
定価 3,410円(税込)
発行日 2024年3月25日
ジャンル 雑誌(季刊誌)
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備考


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目   次
ひとこと
 公務員倫理についての雑感
  弁護士 大森 勇一

新 公務員労働の実務問答

○再任用を拒否したことの適法性
  退職後の再任用の申込みに対し、職務命令(卒業式・入学式に
  おける国家斉唱時の起立斉唱)に従うか否かに係る意向確認を
  した上で、これに消極的な回答をした職員について再任用を拒
  否したことの適法性について争われた裁判例
  弁護士 竹田 真

○措置要求
  職員からされた行政措置要求を「措置要求の対象事項に当たら
  ない」ことを理由に認めることができないとした判定の適法性
  について争われた裁判例
  弁護士 山田 陽彦

○転任・配置換え(不適切な職場や職種への配置等)
  職員の本来的な職種とは異なる業務に従事させ、当該職場に留
  め置くなどした一連の行為が国賠法上違法であるか否かについ
  て争われた裁判例(東京高裁令和4年5月20日判決)
  弁護士 中町 誠

公務員関係判決紹介

○熊本地裁令和5年2月7日判決
  (損害賠償請求事件【安全配慮義務、転任・配置換、公務災害】)

○岡山地裁令和5年7月12日判決
  (損害賠償請求事件【給与・手当】)