月刊公務員関係判決速報 (第 397 号)
2010年7月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・50頁
定価 1,000円(送料込)
発行日 2010年7月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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目   次
ひとこと ひとこと公務員の政治的行為で東京高裁の判断われる 弁護士 秋山 昭八

《最近の労働判例》
1 条件付採用期間中の管理栄養士に対し,病院が求める栄養士としての能力が不足しており,指導による勤務実績の改善もみられないとしてされた免職処分につき,裁量権を逸脱した違法があるとされ,同処分が取り消された事例
【分限・争訟手続】(条件付採用職員(管理栄養士)免職処分取消請求事件・岡山地裁 平成22年4月14日判決)

2 職務上知り得た秘密及び個人情報の漏えい行為があったとして市職員に対してされた懲戒処分(停職2月)を是認した原判決が変更され,同処分は,秘密を漏らした目的を全く考慮しなかったなど裁量権を逸脱した違法があるとして,同処分が取り消された事例
【守秘義務】(鹿島市職員情報漏えい事件・福岡高裁 平成22年7月1日判決)