月刊公務員関係判決速報(第 374 号)
2008年4月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・20頁
定価 830円(送料込)
発行日 2008年4月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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備考


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目   次
ひとこと 労働時間をめぐる労使関係・雑感 弁護士 石井 妙子

最近の労働判例
1 繰り返し任用更新がされていた社会保険事務所の非常勤職員が任用期間満了後に任用更新されなかったことについて, 解雇権濫用法理を適用する余地はないとして, 原告の地位確認請求, 賃金支払請求及び損害賠償請求が棄却された事例
【任用, 退職】(社会保険事務局職員雇用契約確認等請求事件・徳島地裁 平成20年1月11日判決)

2 陸上自衛隊会計隊長に対する懲戒免職処分に裁量権の逸脱・濫用はないとされた事例
【職場内非行】(陸上自衛隊職員懲戒免職処分取消請求事件・東京高裁 平成19年11月8日判決)

その他の労働事件の結果
1 大学教授懲戒免職処分取消請求事件・最高裁二小平成19年12月14日決定
2 国立感染症研究所職員厳重注意処分無効確認等請求事件・最高裁三小平成19年12月25日決定