月刊公務員関係判決速報(第373号)
2008年3月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・58頁
定価 830円(送料込)
発行日 2008年3月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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目   次
ひとこと
懲戒処分の審査方式 弁護士 中町 誠

最近の労働判例
1 国立病院に勤務していた看護師がくも膜下出血で死亡したことについて, 公務起因性を認めることができるとして, 国家公務員災害補償法に基づく補償請求が認容された事例
【公務災害】(国家公務員災害補償地位確認請求事件・大阪地裁 平成20年1月16日判決)

2 元従業員が心停止の発症により死亡したのは, 本人が従事した業務に起因するものというべきであるから, これを業務上の災害と認めなかった労働基準監督署長の遺族補償年金等の不支給処分は違法であるとして, 同処分が取り消された事例
【その他】(豊田労働基準監督署長遺族補償年金等不支給処分事件・名古屋地裁 平成19年11月30日判決)