月刊 公務員関係判決速報(第370号)
2007年11月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・56頁
定価 830円(送料込)
発行日 2007年11月刊行
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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目   次
ひとこと
お茶は良いがコーヒーは駄目 弁護士 大田黒 昔生

《最近の労働判例》
1 不正経理事件に関与した大学教官に対する懲戒減給処分について,その調査手法は極めて不合理・不適切であり,全体として非行事実と罰との間の平等原則が維持されていないことは明らかであるなどとして,当該処分が取り消された事例 【職場内非行】
(甲大学職員懲戒処分取消請求事件・神戸地裁平成19年5月22日判決)

2 公立学校の教育職員らが行った時間外勤務及び休日勤務に基づく時間外勤務手当及び休日勤務手当の支払請求について,公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置条例の規定が適用されるから手当は支給されないとして,請求が棄却された事例【給与・手当】
(公立学校教育職員時間外勤務手当等請求事件・札幌高裁平成19年9月27日判決)