月刊 公務員関係判決速報(第344号)
2005年4月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・38頁
定価 700円(送料込)
発行日 2005年4月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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目   次
《ひとこと》
国旗,国歌強制反対論批判 弁護士 秋山 昭八

《最近の労働判例》
1 管理職に昇任すれば公権力の行使に当たる行為を行うことなどを職務とする地方公務員に就任することがあることを前提とする一体的な管理職の任用制度を設け,日本の国籍を有することをその昇任の資格要件としたことは,労働基準法3条,憲法14条1項に違反しないとされた事例
【任  用】
 (東京都管理職選考受験資格確認等請求事件・最高裁大法廷 平成17年1月26日判決)  

2 違法な退職勧奨により精神的損害を受けたとする元町職員からの損害賠償請求について,懲戒免職処分にする理由がないにもかかわらず,懲戒免職処分にすることができるかのように述べたこと等が不法行為に当たるなどとして,その一部が認容された事例  
【退  職】
 (群馬町辞職承認処分取消等請求事件・前橋地裁 平成16年11月26日判決)
 
《その他の労働事件の結果》
1 北海道郵政局懲戒処分取消請求事件・札幌地裁平成16年7月15日判決