月刊 公務員関係判決速報(第336号)
2004年6月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・30頁
定価 700円(送料込)
発行日 2004年6月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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備考


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目   次
ひとこと
働く人たちの相談支援体制について 弁護士 大田黒 昔生

《最近の労働判例》
1 国公法78条3号の規定に該当するとして行った分限免職処分について,裁量権の行使を誤り違法であるとして取り消した原判決を破棄し,一審判決も取り消して,同処分を認容した事例 【分  限】
 (大曲郵便局職員分限免職事件・最高裁一小 平成16年3月25日判決)

2 町立病院に勤務していた医師を保健センターへ異動させる配置転換命令が,不利益処分に当たらず,また,裁量権の濫用でもないとされた事例 【転任・配置換】
 (榛原町職員配置換事件・大阪高裁 平成15年5月29日判決)

《その他の労働事件の結果》
1 札幌西郵便局非常勤職員不採用事件・最高裁三小平成16年2月24日決定
2 京都簡易保険事務センター職員嫌煙権侵害排除等請求事件・最高裁二小平成16年3月12日決定
3 岸和田郵便局職員懲戒免職事件・大阪地裁平成16年3月17日判決