月刊 公務員関係判決速報(第320号)
2002年11月号
内 容
本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
 掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・56頁
定価 590円(送料込)
発行日 2002年11月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
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備考


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目   次
《ひとこと》
 専門家と素人の感覚 弁護士 島村 芳見

《最近の労働判例》
1 航空自衛隊所属の自衛官が、着隊時刻までに幹部学校に着隊せず、15日と7時間にわたり正当な理由のない欠勤を続け、職務に従事しなかったことを理由に、懲戒免職処分に附された事案につき、懲戒権者の裁量権の範囲を逸脱した違法なものであるとされた事例 【職場内非行】
(航空自衛官懲戒免職処分取消請求事件・東京地裁 平成14年6月12日判決)
 
2 地方公共団体の一般職員が、市長選挙に絡む市長らの不当な目的によって不利益な異動を命じられたとした損害賠償請求が認められた事例 【転任・配置換、給与・手当】
(日田市職員損害賠償請求事件・大分地裁日田支部 平成14年3月29日判決)
 
《その他の労働事件の結果》
1 甲市消防職員地公災事件・岡山地裁平成14年4月9日判決 
2 甲町立甲病院看護婦地公災事件・奈良地裁平成14年4月17日判決