月刊 公務員関係判決速報(第310号)
2001年11月号
内 容
 本誌は、総務庁人事局(現総務省人事・恩給局)を中心に構成される公務員関係判例研究会(昭和46年4月発足)の監修により、最新の公務員労働を巡る判例の中から主要判例を精選して紹介・解説する実務資料誌である。
 掲載判決には、研究会において批判・検討を加え、判決の問題点を明らかにした上で論評を付す。

監編者名 公務員関係判例研究会監修/(財)能率増進研究開発センター編著
判型・頁数 B5判・48頁
定価 590円(送料込)
発行日 2001年11月25日
ジャンル 雑誌(月刊誌)
在庫状況
備考


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目   次
《ひとこと》
住民訴訟制度の改正 弁護士 石津 廣司

《最近の労働判例》
1 郵便局外で販売するため交付を受けた暑中見舞用郵便葉書等を金券ショップで換金する等した郵便局職員が、辞職願を提出したにもかかわらず、懲戒停職処分を受けたことから、辞職願の撤回を申し出たことについて、信義則に反し許されないと判断された事例 
 退職・懲戒
(広島中央郵便局職員辞職承認事件・広島地裁 平成13年8月29日判決)
2 小学校教員が勤務中に発症した心筋梗塞について、公務の過重性を認めた上で、医学的知見を前提としての法的判断から、疾病と公務との間に相当因果関係があるとして、公務外認定処分が取り消された事例 
 公務災害
(丙小学校教員地公災事件・札幌地裁 平成13年10月1日判決)

《その他の労働事件の結果》
1 陸上自衛隊員懲戒免職事件・東京高裁平成13年5月30日判決