《ひとこと》 住民訴訟制度の改正 弁護士 石津 廣司
《最近の労働判例》 1 郵便局外で販売するため交付を受けた暑中見舞用郵便葉書等を金券ショップで換金する等した郵便局職員が、辞職願を提出したにもかかわらず、懲戒停職処分を受けたことから、辞職願の撤回を申し出たことについて、信義則に反し許されないと判断された事例 退職・懲戒 (広島中央郵便局職員辞職承認事件・広島地裁 平成13年8月29日判決) 2 小学校教員が勤務中に発症した心筋梗塞について、公務の過重性を認めた上で、医学的知見を前提としての法的判断から、疾病と公務との間に相当因果関係があるとして、公務外認定処分が取り消された事例 公務災害 (丙小学校教員地公災事件・札幌地裁 平成13年10月1日判決)
《その他の労働事件の結果》 1 陸上自衛隊員懲戒免職事件・東京高裁平成13年5月30日判決 |