英文契約書の法実務−ドラフティング技法と解説−
内 容
コモンロー、とりわけ米国法とイギリス法の実務をベースに契約書を示し、条項や用語を解説する。さらに、国際物品売買契約に関する国際ウィーン売買条約が発効されたことから、それを支える国際契約法であるユニドロア国際商事契約原則にも配慮した内容。
英文表現については、執筆者の原文を英語の専門家、および英語を母国語とする弁護士が監修。

著編者名 杉浦保友・菅原貴与志・松嶋隆弘
判型・頁数 A5判・並製・424頁
定価
発行年月 2012年10月1日刊行
ISBN 978-4-88260-236-1
ジャンル 単行本/企業法務
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備考


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主 要 目 次
第1章 英文契約書の基礎知識
T 英文契約書ドラフティングのコツ(外国人弁護士から日本クライアントへ)
U 英文契約の契約解釈原則
1 イギリス法の下での契約解釈原則
2 ユニドロア国際商事契約原則における解釈原則
3 国連ウィーン売買条約における契約の解釈原則
4 アメリカ法の下での契約解釈原則
V 英文契約書で用いられる法律英語と用語解説
1 欧米の契約観について
2 法律英語の特色
第2章 英文契約書の共通条項と解説
T 英文契約書の基本的形式
1 英文契約書の全体構造
U 一般条項(Boiler-PlateClauses)
1 Boiler-PlateClausesとは
2 一般条項の解説と用例

第3章 英文契約書類型別ひな型と解説
T 国際売買契約書
1 国際売買契約書概説
2 英文売買契約書解説
U 販売代理店契約書
1 意 義
2 表題、頭書および前文
3 販売代理店契約書の本文
4 後 文
V 技術援助・ライセンス契約書
1 技術援助・ライセンス契約書概説
2 法令上の留意点
3 技術援助・ライセンス契約のひな型
W 秘密保持契約書
1 秘密保持契約書概説
2 秘密保持契約書の条項
X 合弁契約書
1 合弁契約書概説
2 合弁契約書ひな型
Y 企業買収契約書
1 企業買収
2 株式譲渡契約書

〔補稿〕M&Aの類型とその内容

第4章 国連ウィーン売買条約(CISG)、ユニドロア国際商事
 契約原則(UPICC)の下でのドラフティング留意事項
1 はじめに
2 CISGとは
3 UPICCとは
4 項目別にみるドラフティング留意事項


COLUMN
●1 英国の法体系と英連邦の法体系
●2 アメリカ連邦法制度
●3 イギリス式契約とアメリカ式契約
●4 契約条項の分類と番号の付け方
●5 ICCとインコタームズ
●6 企業の契約管理
●7 開発途上国との商取引における注意点
●8 中国人の契約意識
●9 外国公務員
●10 M&Aにあたって留意すべき株式取得制限
●11 イギリスの法曹教育とロースクール
●12 米国ロースクール制度
●13 バリスターとソリシター
●14 イギリス英語とアメリカ英語