第1章 使用者責任総論 第1節 意 義 第2節 責任の法的性質 1 自己責任的発想 2 代位責任的発想 3 近時の発想 4 法的性質の把握 第3節 他の制度との関係 1 法人の責任と使用者責任 2 表見代理と使用者責任 3 国家賠償法1条の責任と使用者責任 4 運行供用者責任と使用者責任
第2章 民法715条の運用と事例・判例分析 第1節 要 件 1 事業のために他人を使用していること 2 被用者が事業の執行について加害行為をしたこと 3 「第三者」に損害を与えたこと 4 被用者の行為が不法行為の要件を満たしていること 5 被用者の選任・監督に過失がなかったこと、または相当の注意をしてもなお損害が生じたことを証明しないこと 第2節 効 果 1 対被害者の関係―賠償義務者 2 被害者に対する賠償義務者の責任 3 内部関係―求償
第3章 他の制度との関係 第1節 法人の責任と715条 第2節 表見代理と民法715条 第3節 国家賠償法1条の責任と民法715条 第4節 自動車損害賠償保障法と民法715条 第5節 刑事責任と民法715条
第4章 企業責任の追及と民法715条、709条
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