公務員関係主要判例 2003年版
内 容
公務員に関する主要判例を解説する年度版の小冊子。月刊誌「公務員関係判決速報」より収録。事項別に分類整理し、資料編として関係法令・参考判例等を掲載。

著編者名 公務員関係判例研究会編
判型・頁数 A4判・並製・110頁
定価 1,133円(本体1030円+税10%)
発行年月 2003年6月
ISBN 4-88260-151-6
ジャンル 単行本/行政・労働
送料 340円
在庫状況
備考


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主 要 目 次
【争議行為】
1 昭和57年度の人事院勧告完全実地を要求して大分県教組又は大分県高教組に所属する教員らが行った争議行為の指導者らに対する懲戒処分に違法はないとした控訴審の判断が是認された事例(大分県教組・高教組事件・最高裁一小平成14年3月28日判決)

【任用】
2 日々雇用の非常勤職員として郵便局に採用されていた者からの任用予定期間満了時における地位確認等の請求について、期間満了によって当然に任用関係が消滅し、あるいは、被告の自由裁量によって更新拒絶をなし得るものではなく、更新拒絶が権利濫用に係るものではないことが必要であるとした上で、棄却された事例(岡山中央郵便局非常勤職員地位確認等事件・岡山地裁平成14年10月15日判決)

【転任・配置換、給与・手当】
3 地方公共団体の一般職員が市長選挙に絡む市長らの不当な目的によって不利益な異動を命じられたとして損害賠償請求が認められた事例(日田市職員損害賠償請求事件・大分地裁日田支部平成14年3月29日判決)

【職務命令】
4 航空自衛隊所属の自衛官が着隊時刻までに幹部学校に着隊せず、15日と7時間にわたり正当な理由のない欠勤を続け職務に従事しなかったことを理由に懲戒免職処分に付されたことが、懲戒権者の裁量権の範囲を逸脱した違法なものであるとした一審判決が取り消された事例(航空自衛官懲戒免職処分取消請求控訴事件・東京高裁平成15年4月23日判決)

2003 公務員関係主要判例 資料編