はしがきにかえて
第1部 総論 医療過誤訴訟と最高裁判決 1 医療水準 2 因果関係 3 鑑定 4 説明義務(インフォームド・コンセント) 5 自己決定権 6 癌の告知
第2部 Q&A編 1 産婦人科、小児科、人工生殖 ○未熟児網膜症 ○新生児低血糖と脳障害 ○乳幼児突然死症候群 ○帝王切開か経膣分娩か(羊水感染) ○麻酔とショック ○新生児核黄疸と脳性麻痺 ○子宮破裂 ○巨大児と難産 ○風疹異常児と検査 ○胎児診断 ○子宮外妊娠 ○妊産婦の急死と解剖 ○弛緩出血と輸血(分娩とショック) ○避妊手術 ○癌の検査について ○人工受精(AID)と親(父)子関係 ○代理母と借り卵子 2 外科、整形外科と手術、麻酔、輸血 ○手術承諾書(検査承諾書) ○医師の裁量権 ○虫垂炎で再手術 ○手術時の置き忘れ ○手術後の不完全な管理 ○重要な所見の見落とし ○麻酔管理上の過失に基づく低酸素症(麻酔ガスの誤吸入) ○麻酔によるショック ○麻酔による窒息死 ○輸血(血液型を間違えて輸血) ○輸血(輸血によって肝炎感染) ○患部を間違えて手術 3 内科と診断 ○糖尿病の誤診 ○心筋梗塞の誤診 ○高血圧・脳卒中の誤診 ○院内感染 ○慢性疾患の患者に対する療養指導義務 4 検 査 ○検査実施手技(検査で臓器や神経を損傷) ○検査(造影剤)による副作用 ○必要な検査を怠ったり、結果を見落とした場合 5 インフォームド・コンセント ○患者への説明義務 ○治療行為と患者の承諾 ○患者の承諾能力 ○病名の告知・非告知 ○患者の期待権侵害 ○患者の転院 ○インフォームド・コンセント 6 薬物 ○投薬とショック ○薬害 7 精神科 ○精神障害者の自殺や他人殺傷に対する責任 ○精神障害者に対する人権侵害 8 耳鼻咽喉科、眼科、その他(施設・介護) ○耳鼻咽喉科の手術で神経損傷 ○眼病の手術で失明(医療水準) ○施設事故(患者が医師から結核感染) ○施設事故(人工呼吸器不作動による患者の死亡) ○介護事故 9 歯科 ○歯科医への不満と訴訟 ○歯科一インプラント手術 10 先端医療、終末医療 ○死後の臓器提供 ○診療拒否 ○脳死と臓器移植法 ○安楽死と尊厳死 ○エイズ感染 ○輸血拒否 11 医療隣接行為 ○予防接種 ○学校内健康診断 ○民間療法 ○あんま・はり・柔道整復等 ○カイロプラクティック療法 ○美容整形手術 ○性同一性障害 12 カルテ開示 ○カルテ開示の要求に対する対応 13 裁判(民事、刑事) ○証拠保全 ○証拠保全(時期・費用) ○医師・病院の負う責任 ○示談や調停での解決 ○損害賠償請求権の消滅時効期間 ○裁判での争点(不法行為の場合) ○裁判での争点(債務不履行の場合) ○損害賠償の対象 ○医療過誤訴訟(審理期間・勝訴率) ○医療過誤訴訟(裁判費用) ○敗訴者の負担する裁判費用の範囲 ○裁判の進み方 ○裁判の終わり方(判決・和解) ○判決内容(終局判決) 14 医療をとりまく諸課題 ○最近の医療事故 ○薬剤の取り違え事故 ○患者の取り違え事故 ○病院の倒産 ○地域医療計画 ○医療と独禁法 ○医事紛争処理委員会 ○成年後見制度
第3部 資料編 ◇医療訴訟の現状 ◇全国裁判所一覧 ◇全国検察庁一覧 ◇全国弁護士会一覧 |